問18
労働衛生保護具等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)遮光保護具は、目に対して有害な、紫外線、赤外線、強烈な可視光線などが存在する場所において、作業者の目を保護するためのものである。
- (2)聴覚保護具には耳栓とイヤーマフがあるが、騒音が非常に大きい場合であっても、両者を併用してはならない。
- (3)保護クリームは、皮膚の露出部に塗布して、防護層を作り、作業中に有害な化学物質が直接皮膚に付着しないようにするものであり、作業終了後には、洗い落とすようにする。
- (4)化学防護手袋の表面に接触した化学物質がその内部に侵入する経路には、手袋の材料を分子レベルで通過して侵入する「透過」と、手袋の縫合部やピンホール等を通って侵入する「浸透」がある。
- (5)振動障害は、四肢の末梢部から生じるため、防振手袋を使用するときは、振動吸収材が指先まであるものを選択する。
正答 (2)
騒音が非常に大きい場合は、耳栓とイヤーマフを併用することで、遮音の効果を高めることができます。併用してはならないとする選択肢2は誤りです。
聴覚保護具は、作業場の騒音の大きさに合わせて遮音性能を選びます。1つで足りないときは、2つを組み合わせて使います。
この問題で狙われた罠:聴覚保護具(耳栓の種類・選定・併用)
耳栓1種は低音から高音まで遮音、2種は主に高音を遮音し会話域を通す。作業に必要な音が聞こえるよう選定し、非常に大きい騒音では耳栓とイヤーマフを併用する。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和6年度 第2回・2025年2月実施)