問15
フレーム原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)光の吸収は、基底状態の原子により生じる。
- (2)試料溶液は噴霧室に噴霧され、微粒子がバーナーに送られる。
- (3)フレームは、一般にアセチレンの燃焼でつくられる。
- (4)バーナーヘッドは、光路方向に 50 mm ~ 100 mmの長さのスロット(スリット)となっている。
- (5)分析線の波長が紫外部の場合、分析線の光源には重水素ランプが用いられる。
正答 (5)
フレーム原子吸光分析法の分析線の光源には、分析線の波長が紫外部であっても、測定する元素と同じ元素でできた中空陰極ランプを用います。重水素ランプは、バックグラウンド吸収の補正に使うものなので、選択肢5は誤りです。
光源は「その元素だけが吸収する波長の光」を出すものでなければなりません。重水素ランプは連続光なので、分析線の光源にはなりません。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(令和2年度 第2回・2021年2月実施)