問19
管理濃度に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)管理濃度は、許容濃度の値や作業環境管理技術などを考慮して定められたものである。
- (2)測定対象物質の中には、管理濃度が定められていないものがある。
- (3)管理濃度は、作業環境測定で得られた個々の測定値を統計的に処理して得た評価値と比較して用いる指標である。
- (4)測定対象物質の中には、管理濃度が天井値として定められているものがある。
- (5)鉱物性粉じんの管理濃度は、その粉じん中の遊離けい酸含有率を用いて算出される。
正答 (4)
管理濃度を天井値として定めている物質はありません。管理濃度は、評価値と比べて作業環境の状態を評価するための指標です。選択肢4は誤りです。
平成28年度第2回・平成29年度第2回にも、同じ論点があります。
この問題のひっかけパターン:管理濃度の性格(ばく露限界・天井値ではない)
管理濃度は作業環境管理の良否を判断するための指標で、個人のばく露限界ではない。天井値として定められたものはない。
出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題(平成27年度 第1回・2015年8月実施)