作業環境測定士試験 過去問解説

区分・解法・出題頻度の見方

各問題の解説欄には、その問題の「区分」と「解法」、正答を割り出す「決め手」、選択肢ごとの「出題頻度」を、同じ形で載せています。

区分(学習の優先度)

区分は、科目ごとに、過去の全回の出題頻度から決めた目安です。SとAは得点必須、Bは何とか得点、CとDの境目は「既出か初見か」です。

解法と決め手

出題頻度の表

選択肢ごとに、正誤・通算・直近・原理・ひっかけパターン・印を載せています。正答の行は色付きです。

計算問題・穴埋め・組合せ問題は、選択肢ではなく、問題の形式ごとに数えています。

区分の決め方(くわしく)

区分は、「その問題の正答を、過去の出題の様子から、どれだけ確実に割り出せるか」を表します。次の順に調べ、最初に当てはまったところで決まります。

使う材料は3つです。

回数は、そのランク(S・A・B・C)に直して使います。対応は科目ごとの表のとおりです。回数には、その問題が出た回も含みます(初見の記述は「1回」、過去にも1回出ていれば「2回」)。

選択肢の問題(記述の正誤を選ぶ問題)

  1. 正答のランクを決める。正答の選択肢について、論点・原理・ひっかけパターンの回数を、それぞれランクに直し、いちばん高いものを「正答のランク」にします。
  2. トレンドなら、1段階上げる。論点が通算2回以上で、そのうち半分以上が直近の回(共通科目6回・選択科目3回)に集中しているときは、正答のランクを1つ上げます(B→A、A→S。Sはそのまま、Cは対象外)。印は「トレンド」。
  3. 正答のランクがS・A・Bなら、それが区分。S→得点必須S、A→得点必須A、B→何とか得点B。
  4. Cなら、消去法を試す。正答以外の選択肢のうち、論点(または原理)のランクが基準以上のものを「頻出のおとり」と数えます(基準:関係法令・デザイン・分析はA以上、そのほかの科目はB以上)。頻出のおとりを除いて、残りが1つ(全部除外できる)または2つ(2択)なら、区分はB(解法:消去法)。
  5. 物質の表で解けるなら、B。選択科目で、確認済みの物質の表(捕集法・分析法)から解ける問題です。
  6. 正答の論点が、過去にも1回出ていれば、C。通算2回以上、ということです。余裕があれば押さえます。
  7. 似た記述があれば、C。関係法令・一般・デザインで、別の回に正しい記述として出た事実の、数値や範囲を変えたものは、元の正しい内容を覚えていれば見分けられます(解法:似た記述で解く)。
  8. どれにも当てはまらなければ、D。完全な初見です。

たとえば、次のように決まります。

計算・穴埋め・組合せなどの問題

選択肢が数値や記号だけで、記述の正誤を選ぶ形ではない問題は、選択肢ではなく、同じ形式の問題が、何回の回に出たかで数えます(同じ形式かどうかは、問題文の類似度で判定)。

  1. 形式の回数と、ひっかけパターンのランクのうち、高いほうがS・A・Bなら、それが区分。
  2. 選択科目で、確認済みの物質の表から解けるなら、B。
  3. 同じ形式が、過去にも1回出ていれば、C。
  4. 完全な初見の形式なら、D。

選択肢ごとの印

出題頻度の表の「印」は、選択肢ごとの扱いです。

回数とランクの対応(科目ごと)

表の数字は、ランクの下限になる回数(通算、その問題の回を含む)です。たとえば一般の論点は、16回以上でS、9回以上でA、6回以上でB、2回以上でCです。科目ごとに、S・A・B・Cの問題の割合が、おおよそ「S15%・A25%・B30%・Cは残り(既出かどうかで決まるC・D)」に近くなるように決めています。

科目数える範囲論点・ひっかけパターン原理
SABSAB
労働衛生一般23回16961285
労働衛生関係法令23回21149原理なし
デザイン・サンプリング23回231171285
分析に関する概論23回12961285
有機溶剤12回1053643
特定化学物質12回543643
金属類12回943643
鉱物性粉じん12回853643

共通科目は過去23回、選択科目は過去12回(年1回)が対象です。選択科目は回数が少ないので、Bの下限を3回にしています。

注意